LTdL Stage 8:総合リーダーはCoxに・・・2005/02/05

今大会最大の難所,Genting Highlandにやってきました.コース後半は激坂が延々と続きます.登りに入ると,きつい坂で選手が次々にふるいにかけられ,レース前から評判の高かったCox・Rujano両選手の一騎打ちとなりました.最後のカーブで内側に入ったCox選手がかわし,首位でゴール.3位以下に1分以上の差をつけ,念願のリーダージャージを獲得しました.福島康司選手は,このステージで7分以上遅れ,残念ながら総合17位まで後退しましたが,依然としてアジアリーダーの座は死守しています.途中,兄の福島晋一選手が前を引いてアシストしていましたが,登りを得意とする世界の選手達には少し後れをとってしまいました.別府史之選手は,途中コースロープにひっかかって落車した影響もあり,成績はふるいませんでした.クアラルンプールを目指し,日本選手には最後まで頑張って欲しいと思います.
それにしても,後半数10kmのきつ~い登りがあるのに,97kmのコースを平均時速30km以上で走るとは・・・ プロ選手達の力は想像を絶するものがあります.