「Daily ツール・ド・フランス」2017/07/22

最近はJ Sportsもオンデマンドで見るようになった、が、ラグビーしか契約してないので、TourはNHK BS頼み。
1日遅れの内容だが、短くまとまっているし、これで十分ではないか。
SaganやKittelがいなくなったのはつまらないとは思うが、2位が多かったBoasson Hagenがやっとステージとったらしいのも面白い。
さすがに役者の多さでは、Tourが他を圧倒している。

驚異的だった、今年の新城選手2012/07/22

マスコミからは、「今年のTourは退屈だが?」と聞かれたWiggins。
ロードレースからドーピングが排除されるにつれて、昔のVirenqueのようなアタックは、もうみられなくなるものだ、と答えた。
450Wで登っている人々を抜き去るためには、500Wで20分間のアタックを続ける必要がある。およそ人間がそれをするためには、何リットルか余分の血液がなければ不可能。
Armstrongの7連覇が、今USADAの審問にかけられようとしているわけだが、Tourを理詰めで勝ち取るための道筋を、Wigginsは示したわけだ。

今年の新城選手、ピレネーでVoecklerのアシストとして山岳で引き続けた場面が印象的だった。
他にRollandの手助けをしただけでなく、逃げに乗ってローテーションを一流選手と対等にこなしているところを見ると、peloton内ですっかり存在を認められている様子がうかがえる。頼れるアシストという位置づけから、さらにもう一段上のステップに!
別府選手にも、来年はぜひ登場してほしい。しかし、これから始まる選手の移籍により、どんな影響が出るのだろう?もしFroomeがSkyを離れるとすれば、GarminかGreenEdgeあたりかなぁ。

2012 Etape11: アルプス2日目2012/07/13

この日2つめの超級山岳Croix de FerでEvansアタック。
このとき、短時間ながらアシスト役を務めたのが、Omega-Pharma QSのLeipheimer。
Skyが強すぎる現状では、アンチSky連合が他チーム間でできているのかも。

Wigginsが他の選手に対して敬意を払わない、という批判をしていたらしいNibaliが、最後の山岳でアタック。得意の下りではなく、上りで挑戦状を叩きつけた。この動きに、Evansがたまらず遅れ始めた。
Froomeは、一度遅れながらも再度Wigginsを牽引するため前に出る。辛い仕事をこなしている。そのFroome、途中でなんとWigginsを振り切るような、アタックにも似た行動に出た。Wigginsから、エースの座をもぎ取る動きか?面白い。

Rolland, 途中で落車しつつも大事には至らず、結局トップでゴール。
Froomeは、最後のスプリントでWigginsをちぎり、2秒差をつけてゴール。Wiggins vs Froomeの小競り合いのようにも見えかねないが、Skyの内部事情はどうなっているのか、興味のわくステージだった。

なお、同時期に開催されているTour de Pologneでは、別府選手が逃げに乗りポイントを重ね、現在山岳ポイント4位につけている。

2012 Etape 7: 1級 登りゴール2012/07/08

Skyのアシスト陣が、山岳で強力なことを誇示したステージ。
きつい上りゴールまでPorte, Froomeに守られたWigginsが、maillot jauneを獲得。対するEvans, 孤独な戦いを強いられている。

途中まで、Garmin-Sharpが集団を牽引していたけれども、総合狙いのHesjedal, Danielsonはすでに棄権しているし、Vande Veldeも遅れていたし、なぜMillarは頑張っていたんだろうか?

アシストの一人Siutsouを早々に失ったSkyだったが、今日のステージでFroomeが上りで強さをみせつけ、水玉ジャージを獲得した。
ポイント争いを諦めたようなCavendishはボトル運びを担当。すでに心はオリンピックか?
このままいくと、Wigginsの優位はゆるがない状況となっている。

今年は、例年以上に集団落車が多発しているのだが、Saganは落車を避けるために、街乗りで使われるようなごく普通のベルをつけているようだ。

2012 Stage 3: Sagan outstanding!2012/07/04

前日の平坦ステージでは、Cavendishがまだまだ強いところを見せていたが、この日のように終盤の3・4級山岳をこなした後での上りゴール、となると全く敵なし。
Sagan, 無敵の勝利。余裕のゴールシーンだった。