今年は新城が出場する、とのこと2012/06/25

2012 Tour de France map
いよいよ、日曜日から。今年は、リエージュでのプロローグで始まる。

ちょうど私がTourを見始めた頃にCancellaraが初優勝したのが、ほぼ今回と同じコースらしい。
試しに手持ちのDVDを見返してみたら、なんとMCが青嶋達也アナ。Fassaでメカニックをしていた永井氏がゲスト解説。当時まだ若手だったFabianのバイクをメインテナンスしていたこともあり、うれしい勝利となったようだ。

さて、そのFabianはRondeで落車・骨折し、春のクラシックは不発に終わっている。
その上チーム (RadioShack-Nissan) では、エースAndy Schleckが仙骨骨折であえなく不参加。戦略家のBruyneelも、LanceとともにUSADAからドーピング疑惑をむしかえされて、Tourで指揮を執ることはできなくなっている。
RadioShackとしては、Frank Schleckに総合奪取を望むのは、ちと難しそう。TTの多い今年のTourで、Cancellaraの活躍に期待せざるを得ない状況。絶好調とはいえないようだが、結果は如何に…?
プロローグだけにコースは6.4kmと短く、タイム差がつくとしてもわずかなものだろうから、総合狙いの2強・Evans & Wigginsは、様子見の出だしになるだろう。

さて、直前のメンバー発表で、どうやら新城選手の参加が決まったらしい。見せ場を作ってほしいものである。
そして来年こそは、ぜひ別府選手の勇姿をもう一度見てみたい。

Lance危うし2012/06/30

Tour7連覇を成し遂げたLance Armstrongだが、過去のドーピング疑惑について、The US Anti-Doping Agency (USADA) に提訴されることになった。
成り行きによっては、Tourの勝利も剥奪される可能性あり。
ここら辺の事情は、事態に大きな進展でもない限り、Tour中継の中で触れられることがほとんどないだろう。

なぜ、今頃になって?という疑問が当然湧いてくるのだが、元チームメイトだったLandisやHamiltonらが、ドーピングをcoming outしたのが大きな理由のようだ。

かつての盟友Hincapieは、今年で個人で最多となる17回目のTour出場を果たすわけだが、事と次第によってはどうなることか。

昨年の覇者Evansは、クリーンなチャンピオンと受け止められており、主催者側としては、Lance時代を過去の物としたいところだろう。