2011TdF:第1ステージ2011/07/03

(Photo: l'Equipe)

今年のTour、2年続いていた日本人選手の出場が途切れたのは残念。
J Sports中継で現地からのレポートによれば、新城選手はDauphineでのパフォーマンスが今一つであったのが響いてしまったらしい。
8月のVueltaには、別府選手の出場の可能性ありとのこと、ぜひ期待したい。

ゲストの自転車名人=鶴見氏は、現在9台目のバイクに乗っていると! Di2は、一度使うと止められないみたい。やはり、そうなのか…

さて、いつものPrologueではなく、集団スタートとなった第1ステージ。
激坂ではないが上りゴールの設定。春のクラシック連戦連勝で前評判の高いGilbertがCancellaraを振り切り、Tourで初ステージ優勝。
しかし、このステージでの最大の出来事は、ゴール前9kmあたりでの集団落車により、後方にいたContadorが1分余りも遅れてゴールしたこと。

去年は、TTで差をつけておいて、上級山岳ではAndy Schleckをマークしておきさえすればいい、という戦略が通用した。
が、今年は早くも最初のステージで、他の優勝候補に予想外の遅れをとってしまった。
そもそも、ドーピング疑惑で今年のTourは出場できるか不透明で、代わりに?出たGiroでは順当に優勝はしたものの、史上最高度の超級山岳オンパレードをこなしたばかり。
コンディションは最良と言えない状況で、そのままTourになだれ込むことになっている。

波乱の幕開けとなった第1ステージ、コースディレクターのPrudhomme氏にとって思惑通りになったのか?

2011TdF:第2ステージ TTT2011/07/04

Contadorの所属するSaxo Bankは8位に終わり、優勝候補達との差がまた少し開いた。

今年参加の22チームで一番多く使われているコンポーネントはSRAMで、9チームが使用。シマノは7チーム、Campagnoloは6チームに供給している。

ちなみに、Rabobankがfreeで出しているアプリ "Rabo Cycling" は、とっても見やすくて吉。

2011TdF:第3ステージ2011/07/05

ロワール川にかかる長い橋Pont de Saint-Nazaireのところで集団が一時分断され、BassoとChavanelが遅れたのだが、何とか橋を下って追いついた。
栗村氏、素早い選手の判別はいつもながら素晴らしい。ラジオツールも聴いているから、情報早いんだろか?

ブルターニュの強い風を利用して、有力チームがふるい落としにかかっている。
逃げを打つGutierrezらには、追い風が味方してくれたのだが、徐々に集団が追い詰める。

そしていよいよスプリンター達が登場。Maillot jauneを着るHushovdも前に出る。今やFarrarのアシストなのか〜、世代交代を感じる。伏兵Feilluは、あと一歩だった。
Cavendishは、ゴール前1km位ですでに一人ぼっちになってしまい、Garmin列車に遅れをとった。

明日は、Mûr de Bretagneの上りゴール。またも、Gilbertが爆発するだろうか?なんと、新城選手がゲスト出演と!?

2011TdF:第4ステージ2011/07/06

第1ステージで、中央分離帯を避けるよう後続に合図するときに落車。その後、集団に復帰して献身的に引き続けたOmega Pharma-LottoのベテランVan de Walleが、今回最初の棄権者となった。

今年はスプリント・ポイント制度が大きく変わり、Maillot vert争いに異変あり。中間ポイントの地点は、各ステージ1ヶ所のみにしぼられる。集団に残ったスプリンター達が、目の色を変えて狙ってくる。

今年、3年連続出場を逃した新城選手が、今日は解説に。へこんだ様子もなく、師の浅田氏とのコンビで安心感あり。
ポイント制度が変わったことで、大人数の逃げがしづらくなるのでは、と。なるほど。

初日にタイムを失ったContador、挽回するためにこのステージでアタックをかけるのでは?と解説陣の予測あり。さて、どんな展開に?

新城選手、フランスではラグビー中継が多く、結構見ることがあると。

雨も降り気温は15度位、ブルターニュってこういう気候が多いようだ。
Europcarは、SRMやPowerTapはチームとしては使わないと新城談。
伝統を重んじるフランスチームと新興アングロサクソン系チームとでは、トレーニング法の違いが鮮明にあるようだ。

最後、ContadorはEvansを追い上げるもわずかに足りず。ゴール後に挙げた右手は空振りだった… それでも、Andy Schleckとの差は8秒縮まったようだ。
ちなみに、バイクが転倒した場面があったが、フォトグラファー砂田氏のバイクも巻き込まれていた模様。

2011TdF:第5ステージ2011/07/07

落車に次ぐ落車。有力選手達にも容赦ない落車の洗礼。ブルターニュはロード選手に厳しいところだ。
Contador, Wiggins, Brajkovic, Gesinkなどが次々に巻き込まれた。

残り50kmあまりのところでBoonenも落車。右鎖骨あたりを傷めたようだが、なんとか再出発。しかし、そこにアシストは誰もいなかった… 一人ぼっちで、ひたすらゴールのみを目指していたが、タイムアウトを回避するために、やっと一人アシストが降りてきてくれた。なんとかゴールできたようだが、明日はスタートできるのか?

最後のスプリント、やや上り基調だったのだが、空いていた右側からCavendishがGilbertを抜き去り、今大会1勝目を獲得。

Maillot vertを持っていたRojasは、中間スプリントポイントを後から取り上げられ、Gilbertにmaillotを献上することに。
この日のゴールでは、Petacchiに横からパンチを入れられてCavendishに追いつけなかった、と抗議している模様。