不可解な選手選考2010/08/20

世界選手権には、Tour2年連続完走を果たした新城選手など、計3選手が日本代表として選出されたようです。
ここで不思議なのは、日本選手権で優勝し、現在最強のスプリンター宮澤選手が、なぜか代表から漏れていること。
4年ごとに開催されるアジア大会の代表には選ばれているので、全体としてのバランスを取ったのか、とも考えられなくはないですが、ロード選手としては、世界選手権に出場できるか否かでは天地の差がある、と思います。
宮澤選手のブログを見ると、やはり本人としても世界選出場を果たしたい気持ちが強かったようです。
昨年はイタリアのチームで、選手登録の問題などでレースに出られず悔しい思いをし、今年は念願の日本一に輝いたばかりのところで、さぞ残念だろうと察します。ちょうど今年の世界選のコースは、スプリンター向きという話だったのに…

日本チャンピオンに対し敬意を払った選考をしなければ、成果をあげた選手の折角の努力が報われない、と感じました。