大学ラグビー決勝戦2005/01/10

久しぶりに,新春の大学ラグビー観戦に家族で国立競技場まで出かけました.
晴天ではありましたが,少し風があり寒かったのですが,たくさん観客も入り盛り上がった試合となりました.
学生の頃ラグビーをやっていたので,よく国立や秩父宮ラグビー場に試合を観に行っていましたが,そのころと一番違うのは電光掲示板です.直前のトライシーンをみることもできて,まるでTVでみているようです.
最近は,FWがモールなどの密集で進む技術や,BKがスピンパスを多用してグラウンドの端まで使う戦法など,様変わりしている印象を受けました.
昔観たときの伝統の早明戦では,ぴーんと張りつめた雰囲気がみなぎり,命がけの気合いの「勝負」という一面がありましたが,この決勝戦では,ルールの下に戦術と体力を競う「ゲーム」をしているという感じを受けました.

11月に欧州遠征を行った日本代表はスコットランドなどに惨敗し,2011年にWorld Cupを日本に招致しようという動きに水を差すような結果でした.
そろそろ初の外国人監督か?という噂もあるようです.斬新な発想に基づく戦術も必要ですが,選手のやる気を引き出すような環境作りが必要なのだと思います.
関東学院はいわゆる伝統校ではなかったのに,今や大学選手権の常連となりました.ここまでくるには,チームのやる気を引き出す能力が監督に十分備わっていたからではないでしょうか.結果を出している伝統校以外の指導陣に,日本代表の強化チームに入ってもらうことも考慮すべきだと思います.