08UCIロード世界選手権2008/09/28

現在2連覇中のBettini, 所属チームのQuick Stepとの更新はせず、ついにこのレースで引退との発表あり。地元イタリアでの開催でもあり、ここで頑張らないでどうする?といったsituation、珍しく20時からの中継開始なので、ライブで観戦することに。

Lance復帰でてんやわんやのこの業界ですが、次代を担うと思われるSchleck兄弟に、ドーピング疑惑で調査が入っているとのこと。

さて、有力どころが目白押しの世界選。中でも、イタリアとスペインの布陣が他国を圧倒しています。つまりは、それぞれのエースであるBettiniとFreireの一騎打ちとなりそう、というのが大方の予想と思われます。もちろん、日本代表=野寺・新城・井上の各選手、ぜひTVに写ってほしいなぁ、

-*-*-*-*-*-
眠気と戦うも、結局撃沈し、朝になって録画をチェック。
最後の一周になっても、まだ展開は混沌としてます。Rebellinが、先頭集団の中で好位置につける。
第3集団に、Bettini, Zabel, Boonen, Valverdeなどの有力どころが残されている。これでは、先頭には追いつけないか!? Bettini, 周りの選手と握手なんかしている、戦闘終了の意思表示のようです。C'est dommage!

さぁ、これでチャンピオンの座が明け渡された。いったい誰が継承するのか? 
Rebellin, 最後の登りでアタック。イタリア勢、先頭集団に3人残して盤石の体勢。解説の栗村氏が、スプリントの強いBreschelの有利を伝えてます。有名どころのスプリンターは、すでに先頭集団から脱落。
Breschel、一旦小さなアタックで様子を見る。Cunegoもアタック。Rebellinも波状攻撃を仕掛ける。ここで、一瞬の隙をついてBallanがすさまじいアタック。凄い、一発で大差をつけた!ゴール1km手前で後続がじりじり差を詰めるが、追いつけず。結局そのままBallan優勝! Cunegoが2位に入ったようです。苦労人のRebellin, 実力の割に大きなタイトルには縁がないなぁ。

昨年Tour of Flandersを制したBallan。坂のある厳しいone-day raceに強いところを見せつけたレースでした。
この頃ぱっとしなかったCunego, しっかり仕事して銀メダル獲得。Japan Cupでも、また人気沸騰しそうな勢いです。