Canada vs Fiji / Georgia vs Ireland2007/09/16

Pool BでJapanが最後に闘う相手となるCanada, 実力伯仲のFijiと対戦。
FijiはBKの決定力でトライをとるのに対しCanadaはモール・ラックのサイドをついて得点するパターン。
終了間際に、Canadaがゴール前でFWの猛攻。もう少しでトライというところでボールがこぼれ、Fiji FWが一気に独走トライし、勝負が決まりました。
この試合を見ると、カナダとの第4戦を残した日本、FWのまともなぶつかり合いでは劣勢になりそう。BKの力はほぼ互角ですが、Canada FBは身長あり、Japanはキック処理などで若干不安を残す場面あり。徹底的にボールを散らして、走り回って活路を見出したいところです。

さて、強豪の一角Irelandに挑戦したGeorgia、FWも好調で後半始めまでリード。逆転されても、SOがドロップゴールを狙うなどして抵抗。FWが体格を生かして、Canadaと同様ゴール前のサイド攻撃を繰り返します。

組織的ディフェンスの発達した現代ラグビーでは、BKがきれいに外側で抜き去ってトライというのは、なかなかみられません。今のところそれができるのは、抜きん出た走力を持つ南アフリカのWTB Habana位でしょう。