やはり本屋さんは、必要だ2010/02/24

この頃は、めぼしい本が見つかると、「地球上で最大級の品ぞろえ」を自称するアマゾンでぽちっとすることが多いのではありますが。
ときどき、大きな書店に行ってつらつらとながめると、なかなかの掘り出し物に出会うことがあります。

農や菜園関連だと、これまでは雑誌の「野菜だより」を見て、楽しく自由な「家庭菜園」というのはええもんだなぁ~、と感じていました。
が、本屋さんでbrowsing中に、農にかかわる多数の人の発言を収録し、土のすばらしさを強力に感じさせてくれる単行本を発見。
それは、「土から平和へ ーみんなで起こそう 農レボリューションー」(コモンズ)という本です。やっぱり、本屋さんは偉大だ。

鍵となる言葉は、「農」「家庭菜園」「有機」「無農薬」。
そこに、「自然」という大層大きな概念がつくと、「自然農」とか「不耕起」とかに広がっていくわけです。

この本を読むと、農とか、食べること、つまりは生きること、について考えさせられるだけではなく、実践している人達が、千葉には多くいることを改めて実感。
現実に活動しているこのような人達が身近にいることに、励まされます。