Microsoft Cup準決勝:サントリー vs 三洋2009/02/01

いよいよ、今シーズンの王者を決めるMSカップ開幕。主力が怪我から復帰してきた両チーム、果たしてどうなるか!?
開始前、曇天の花園には強い風が吹いてます。勝負に影響しそう。

さて前半開始。三洋が風上になりました。
ファーストスクラム、サントリー曽我部がボールを投入。最初から秘策を披露。phaseを重ねて連続攻撃、やはりニコラスのところで突破しかけてます。
接点で、サントリーが激しい当たり。三洋がゴール前に迫るも、きちんと止めてます。
11分、小野澤が絶妙のステップ、ニコラスがハードタックルを受けボールがこぼれたところを曽我部がフォロー、見事なトライ。風下で8-0とリード。
15分、三洋はマイボールラインアウトを取れず。今後に影響しそう。
20分、ようやく入江のPGで3-8に。
22分、サントリーLOに入江がナイスタックル。またまた、小野澤のステップ炸裂。
23分、入江のハイパントはちと高さが足りないなぁ。
25分、ニコラスがディフェンスを引きつけておいてグラバーキックからトライ、13-3とリードを広げる。
27分、入江がPGを決め、6-13。
33分、曽我部が抜きかかったところを、首の皮一枚のところでホラニがタックル。止めなかったらトライのところです。
36分、入江のパントを三宅がぎりぎりで押さえて、ようやくトライ。タッチライン際からコンバートもねじ込んで13-13の同点に。
37分、曽我部が脚を痛めてベンチに下がる。サントリー、リズムが崩れたか反則をとられ、三洋が16-13でリード。交代で、SO菅藤が出てきました。リードした場面で交代を目論んでいたであろう清宮監督、ちょっと計算が狂ったか?

ハーフタイム、チャンネルを替えて東芝 vs 神戸を見たら、ちょうどヒルがゴール前でぶちかましてトライ。彼を止められるSOは、ちょっと日本にはいない感じです。体格では、ヤマハの大田尾が辛うじて対抗できるかな?

さて後半。ニコラスがPGを返し、16-16の同点に。一方の入江もまたお返し、19-16と三洋リード。7分、さらに3点を加え、22-16に。11分、サントリーもPGを返し19-22。
16分、ニコラスが猛タックル。この人は、本当によく働くなぁ。
18分、このゲームでほぼ初めて、三洋の連続アタックからWTB三宅が突進。しかしサントリーSH田中、ピンチを凌ぐ。
20分、サントリーが切り札SH成田を投入。
23分、ニコラスがPGを決め、再び22-22の同点に。
34分、サントリーが反則、入江がPGを決めて25-22とリード。
37分、交代出場のHO堀江がゴール前飛び込んでトライ。ルーキーなのに、タックルされても滅多に倒れないんだよなぁ。結局、32-22で三洋が勝利。

サントリーWTB小野澤、凄いサイドステップを随所に見せゲインしてました。2011 World Cupまでは、ぜひ日本代表で頑張って欲しいなぁ。
ニコラスの存在が依然大きいとはいえ、曽我部がいいアタックをしていたところで負傷退場したのが、サントリーには不運でした。フィールドプレー中のキックは入江を上回っていた感があり、かなりの成長ぶり。
対する入江は、劣勢かつ風下の後半、40m余りの長いPGをすべて決めた正確なプレースキックが光りました。

さぁ、来週の決勝戦は三洋 vs 東芝となりました。
東芝はロアマヌが出場可能となり、またまた迫力あるランを見せそうです。
対する三洋、いよいよTony Brownの登場はあるんでしょうか!? 楽しみな対戦になりそうです。

第43回スーパーボウル2009/02/02

ピッツバーグ・スティーラーズといえば、その昔テリー・ブラッドショーでしたか、名QBが連覇の立役者でした。当時しのぎを削っていたのはオークランド・レイダーズ。その少し前に強かったのは、マイアミ・ドルフィンズなど。懐かしいなぁ。

ずいぶん拮抗したゲームだったらしいので、久しぶりに見てみたスーパーボウル。
タックルされて、膝が地面に着いたところでゲームが止まる。なんか、相撲に似ているなぁ。
「チャレンジ」というルールがあって、タイムアウトを1回取る権利を代償に、判定に文句をつけて、ビデオレフリーに審判を委ねるシステムがあるらしい。どのスポーツでも、レフリングには問題がつきまといます。

ハーフタイムには、なんとブルース・スプリングスティーンのショーがありました。当年とって59歳。アメリカにおける演歌の王様というか、紅白歌合戦のトリをつとめる北島三郎、のステージみたいでした。

cyclowired(シクロワイアード)2009/02/04

宮澤・新城選手などがヨーロッパの強豪チームに移籍し、久しぶりにGiroやTourに日本人選手が登場しそうな今年。
最近、サイクルジャーナリストの綾野真氏が立ち上げたのがcyclowiredなるサイト。知りたい情報が要領よくまとまっていて、見やすい構成になってます。
J Sportsでも、ダイジェストながらTour Down Underが来週から放送予定。啓蟄を待ちきれずに、ロードレース界はすでに始動しています。