Classic All Blacks vs JAPAN XV2008/05/31

あいにくの雨で、さびしい観客数ではありましたが、国立競技場での試合、Japanの善戦でおもしろい展開となりました。日曜開催だったら、見に行ったんだけど。

前半、タックルも気合いが入り、スクラムでも耐えてました。遠藤がトライを決め、なんと5-0でリードする上々の立ち上がり。
J Sportsの解説は、藤島氏とサントリーの清宮監督。しぶい組み合わせです。
27分、CABのパスにJAPAN FL Makiriがインターセプト狙い。紙一重のところで大魚を逸す。
CABのFB Spencer、やはりこの人はSOの方が光るなぁ。
35分、SO Nacewaの絶妙のグラバーキック、必死で守るも、スクラムで押されてSH田中が捕まる。ここらへんから、CABじりじりと実力発揮。ハーフタイム前に、予定通りにトライか…と思っていたら、ラックのサイドを必死の守りで耐え、CTB今村にボールを出すも、プレッシャーを受けしょぼいキック、ピンチを脱せず。ホーンが鳴ったと同時にトライを返され、5-7でリードされ前半終了。

後半開始。今日のレフリングはいいですね、と清宮監督。確かにいいですね、きびきびしてます。
3分、JAPAN BKがスピードに乗った素晴らしいアタック。久しぶりだなぁ、こういうライン攻撃。流れる水に乗っているような、いい感じ。
Nacewaのミスキックが、逆にMcLeodのキャッチからHowlettのトライを生んだが、直後にWTB小野澤、得意のうなぎステップでトライを取り返す。やるぜ、JAPANのトライゲッター。10-12と拮抗した試合展開。
JAPANの誇る怪物FL Holani、仕事してるんですが、名手達の活躍あり、あまり目立たない。
15分、珍しいシーンあり。ゴール前でCABはトライを取りに来るかと思いきや、PGを取りに来ました。「花試合のつもりが、そうでなくなってきた」と、藤島氏。
思えば、JAPAN XVの中には、SO Arlidge, CTB Nicholasなど、All Blacks入りが果たせなかったNew Zealander達がいる。怨念がこもっているかも。在日外国人の混成チームという成り立ちでありながら、CABに対しては特別な感情があり、やる気がみなぎった試合になる要素か。
28分、Spencerが珍しくノックオン。PGを決めて、JAPANが13-15に追い上げた。
結局そのままno sideとなりましたが、切れないディフェンスなど、JAPANよくやったぞ!
なお、after match function。想像ですが、対面対決となったWTB小野澤とHowlett、さぞかし楽しく飲みあったんだろうなぁ。