PNC final round: JAPAN vs Samoa2008/07/06

温存してきた選手を投入し、とにかく勝つことが目標の日本代表。アウェイの対戦ですが、さてどうなるか。NZの名レフリー、Steve Walshが裁きます。

前半、Samoaらしいアタックで早々に2トライをとられる。こりゃあ、いつかきた道の大敗パターンか?と思いきや、PGを返した後にFL Makiriのトライに加え、得点源のCTB Nicholas→FB Robinsでナイストライ。17-17の同点で折り返した。NZなどからの助っ人が多く、今や混成チームとも評される日本代表。まぁその分、もろさは薄れた感じあり。

後半、またまた最初にSamoaらしいつなぎからトライ。プロップなのにダミーパスをかましてトライ、やるなぁ。
なぜか、先発SHは田中だったはずなのに出ていません。彼に比べると、ラックからの球出しがワンテンポ遅い。と思ってたら、後半からやっと田中が出てきてます。JKは、ひょっとして後半が勝負と、最初から読んでいたのか?
54分、またうまいつなぎからトライを取られ、17-29とリードを許す。ここでもう一つ取られると、徐々に崩壊の予感。
59分、WTB小野澤の突進でチャンスを作る。相手の反則に助けられ、PKからスクラムを選択し連続アタックを継続。最後は、やったぞ小野澤!! ナイストライ。24-29まで差を詰めた。
71分、ラックでの倒れ込みでPKを取られ、24-32と点差を広げられた。
72分、敵陣でPKをとり、モールからトライをねじ込みFL菊谷がトライ。31-32の1点差に詰め寄る。
しかし、直後のkick offを深く入れられて、SO Arlidgeのキックをキャッチされ、連続アタックでトライを取られた。
79分、FL Makiriがラインアウトをクリーンキャッチ。BKに回すも、スローフォワードでトライならず。
82分、最後の最後でPKをもらい、敵陣へ。しかし、Makiriはマークされており、キャッチできず、タッチに出されてノーサイド。残念な試合でした。

もう一息、JAPANは地力をつけないといけません。NZ勢の力を借りた上でも、まだ一歩及ばないところがあります。重たいのによく走るアイランダー達にも、がつんとタックルできるプレイヤーを育てないと。